【大検証】金沢カレーをお土産に!おみやげのプロたちが金沢カレーを食べ比べてみました!オリジナルに近いのはどれなの?
みなさんこんにちは。駅ナカホクリク編集部です。
金沢では冬が近づくとグルメ天国となっていきます。
9月は底引き網漁が解禁となり多くの地元のお魚が市場に出始めます。そして、10月半ばくらいからは牡蠣も美味しくなってきます。
11月には味覚の王様ズワイガニ漁の解禁となります。カニ目当てに数多くのお客さんが北陸へやってきます。
12月には富山氷見の寒ブリです。ブリは徐々に安定してとれるようになってくると、寒ぶり宣言というのが氷見で行われます。寒ぶり宣言の後にとれるブリには寒ぶりのタグがつくそうです。ちなみに2015年は寒ぶり宣言が出なかったのですが、今年2016年は11月25日に寒ぶり宣言が出ました!ぶりの季節到来です。
さて、今回は寒くなってきたこの北陸のおみやげとして「金沢カレー」はいかがでしょうか?というムリムリな流れで金沢カレーのお土産をご紹介したいと思います。
金沢カレーとは
そもそもこの金沢カレーとは一体何なのかという話です。それほどまで古いものではないのですが、そのルーツについてはいろいろな話があるようです。
wikipediaには
・料理の体裁は国鉄の外郭団体「鉄道弘済会」が経営していたレストラン「ニューカナザワ」のカレーが、現在の金沢カレーのルーツとなっている。そこのチーフコックを務めた5人がそれぞれ独立し、現在の金沢カレー各店を創業した。
・現在の代表店よりもさらに古くから営業し、濃厚なルーの味、ステンレス皿やキャベツを使う盛り付け、先割れスプーンまたはフォークを使う「インデアンカレー」
・北陸でのカツカレー提供という視点で「カレーのチャンピオン」の創業者が経営した「洋食屋タナカ」 盛り付け方などから「キッチン・ユキ」
という説明がありました。その他、ビューティーホクリクの記事にはターバンカレーのことやその他数多くの店舗のことなども書かれていました。金沢カレーはゴーゴーカレーとともにアメリカニューヨークへの進出も果たしております。非常に興味深いですね。
ちょっとわかりにくくなってきたので金沢カレーとは何かをまとめますと
2) カレーの上にカツ、キャベツを盛り付ける
3) 先割れスプーンまたはフォークを使う
4) 基本的にステンレス皿を使う
といった基本的な様式があり、それぞれのお店独自の味に分かれています。
金沢駅の中でも食べることができる金沢カレー
実はこの紹介した金沢カレーですが、金沢駅の中でも食べることができます。それは 「あんと」 という駅直結の商業施設のなかにある 「ゴーゴーカレー 金沢駅総本山」です。 新幹線待ちなどのときにはこちらを利用するのもいいかと思います。
とはいっても、おみやげにカレーだろ!
金沢カレーのこともわかった、金沢駅でも食べれることがわかった。ということで、おみやげとしての金沢カレーをご紹介します。そもそも、この金沢カレーというのは非常に多くの種類があります。
ざっと店舗の種類だけを列挙したらこのくらいの金沢カレーの数になります。
カレーのチャンピオン
ジャンカレー
ターバンカレー
ゴールドカレー
インディアンカレー
カレーの市民アルバカレー
キッチンユキ
本当に金沢カレーの多様性に驚かされます。そして面白いのは各メーカから金沢カレーのレトルトが発売されています。それをまずご紹介していきます。
ゴーゴーカレー
金沢カレーと言ったらゴーゴーカレー。そのゴーゴーカレーからは二種類のカレーレトルトのおみやげが発売されています。
・ゴーゴーカレー(通常)
・金沢牛咖喱プレミアム(金沢駅限定パッケージ)
の2種類が販売されています。
チャンピオンカレー
こちらは金沢工業大学近くにあるカレー屋ということで非常に有名なチャンピオンカレー。大学とともに育ったカレーというイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
・チャンピオンカレー1961年のレシピ 通常(甘口の表記なし)
・チャンピオンカレー1961年のレシピ 甘口
こちらチャンピオンカレーからはこれらの二種類が発売されています。
アルバカレー、ターバンカレー
アルバカレー、ターバンカレーもまたレトルトカレーを発売しています。アルバカレーは近年東京にも進出しています。右側の石川県公式マスコットの「ひゃくまんさん」の柄となっているのはターバンカレーのレトルトです。2016年12月時点ですが、金沢のカレー屋の食べログランキングトップはなんとこのターバンカレー本店となっていました。地元金沢でも人気のカレーの一つです。
・ アルバカレー熟成カレー
・ ターバンカレー
この2店からは、こちらがそれぞれ発売されています。
ここで思うわけです。
ランキングを付けるわけではありませんが、おみやげのことを説明する本マガジンとしてはしっかりと説明できるようにしておかないといけない!という使命感で書かせていただいております。ご了承ください。
金沢カレーレトルト食べ比べしてみました
ゴーゴーカレー | ゴーゴーカレー(通常) |
金沢牛咖喱プレミアム(金沢駅限定パッケージ) | |
チャンピオンカレー | チャンピオンカレー1961年のレシピ 通常(甘口の表記なし) |
チャンピオンカレー1961年のレシピ 甘口 | |
アルバ | アルバカレー熟成カレー |
ターバンカレー | ターバンカレー |
この6種類を食べ比べしてみました。
ご協力いただいたのは弊社ジェイアールサービスネット金沢の社員の皆様です。
ご試食風景
というわけで多くのカレーを食べ比べていただきました。
こうやって広げてみると非常に食欲がわきます。食べ比べって何だかワクワクします。
↓ 温め方も色々と工夫しました笑
↓ それぞれ人気のカレーが違う、減る量が違う! これも人気順に減っていってるってことだ。
↓ お腹が空いてきます。そして、人の食べているものって何故か欲しくなりますよね笑
↓ 実食してアンケートに答えていただきます!
↓ お答え頂きましたアンケートはこんな感じです。
編集部のレトルトカレーの分析をおすすめ発表!
さて、多くのカレーを食べ比べましてどのカレーが好みなのか、本家とどこか違うのかなど検証してきました。
その結果です!
色々と分析してみたのですが、なかなかこれが甲乙つけがたく困ったなぁという結果に。そりゃぁそうです!みなさんカレーが大好きですから。
要するに、
すいません m(_ _)m m(_ _)m
何となくそうなる気がしていました。。
そこで、多少視点を変えまして
という金沢カレーをたくさん食べてきた金沢人だからこそわかる視点で評価したいと思います!
その結果
本当に実店舗に近くなるように作っているのでは?というドロっとしたルーに濃厚なコクがありました。ノーマルverのレトルトカレーと比較しても、やはり本家に近いのは「金沢牛咖喱プレミアム(金沢駅限定)」です。このカレーにカツを乗っけてキャベツを添えれば完全に金沢カレーの出来上がりです!
↑ ちなみにこちらはニューヨークにあるゴーゴーカレーです。日本のゴーゴーカレーと何も変わらないたたずまいで販売されています。
金沢カレーがニューヨークの街中に存在しているということを実際に目にするとまた、このカレーの味が変わるように思います。
↓ 実際のニューヨークで営業しているゴーゴーカレー。
金沢へお越しの際は是非ともレトルトカレーも視野に入れてみてはどうでしょうか?